さて昨年末、12月25日の午後、
お優しい奥さまがお車でワタクシを迎えに来てくださり、
ワタクシ達は奥様のお屋敷へ向かいました


お屋敷へ伺うのは初めてのことでしたし、
奥様のお宅がどの辺りにあるかもワタクシは存じ上げませんでした

車内での会話のテーマは『蜂蜜』について

ミツバチが蜜を集める花の種類によって、蜂蜜は全然違うとか、
奥様が「日本では何の蜂蜜が多いのか?」とお尋ねになったので、
「日本ではアカシアの蜂蜜が多うございます。」と
お答えした記憶がございます

ふぅ

『初めてお屋敷にご奉公にあがるいたいけな娘の追憶風に』
書いてみたのですが↑、ナンか変ですね

やっぱりガラじゃないというか、
私がいたいけじゃないのが敗因かしら


…ということで、普通に戻って

アーギのお家

ブダペストの市の境界線を越えたところの町にありました

郊外の新興住宅街って感じ

アーギ家もまだ新しそうで、
聞いてみれば9月に引っ越したばかりとのこと

3人の子供たちの成長を見越して
ニューファミリーが新しいお家を建てましたって感じ

アーギの3人の子供たちとはもう会ったことがあったけれど、
アーギの旦那さんとは初対面

その日、何回も言っていたけど、
アーギ夫は小津安二郎の映画が好きなんだって

インテリっぽ〜い

ご挨拶して、
クリスマスだったのでクリスマス・プレゼントを交換しあって、
次に私がしたことは…『皿洗い』
初めてお邪魔するお宅で、最初にすることとしては
かなり異例…ですよね、やはり

しかしですね、
「どうぞこちらへお掛けください


お愛想を一切言ってくれなかったし、
「料理を始める前にまずは少しお話しましょう

…みたいなふうでもなかったの


子供が3人もいますからね、
お客(図々しくも私自身のことですが)はそっちのけ…って感じに
なってしまったんですよ

一方私のほうは、ちらし寿司のためにお米を研ぎたかったし、
だから流しを使わせてもらおうと思ったらば、
流しは(たぶんお昼ご飯の)汚れ物でいっぱいだったわけ

「米を研ぐ前に、このお皿を洗わないと」…というわけで、
私がまず着手したのは皿洗いだったのでした

今日も長かったですね


また明日
