ハンガリー語では
『玉ねぎ』のことを『ハジマ(hagyma)』と言います。
『ハジマ(hagyma)』の『ジ』は、
クリアーな発音の『ジ』ではなくて
ちょっと『ジュ』に近い感じ?
…でも、はっきりクリアーな『ジュ』とも違う…
ハンガリー語の発音をカタカナで書くのは難しいデス


ただ『ハジマ(hagyma)』と言った場合は
普通の玉ねぎ、茶色い皮を剥くと中が白い玉ねぎを指します。
『ハジマ(hagyma)』の前に何か別の単語がくっつくと、
玉ねぎとは別の、『何らかのネギ類』のこと

たとえば『フォクハジマ(fokhagyma)』は『ニンニク』で、
『リラハジマ(lilahagyma)』は
リラ色の玉ねぎ、すなわち紫色の赤玉ねぎのこと…といった感じ。
普通の玉ねぎの『ハジマ(hagyma)』は、
他のネギ類と区別するため『ヴルシュハジマ(vöröshagyma)』とも言うみたい。
ところで、ハンガリー語では
お花のことを『ヴィラーグ(virág』』と言いますが、
『ヴィラーグハジマ(virághagyma)』とは
何でしょう〜???
さっそく解答です

『ヴィラーグハジマ(virághagyma)』とは、『球根』

チューリップとか、ヒヤシンスとか、
春にキレイなお花が咲くあのお花の球根のことです



…というかさ、よくよく考えてみると、
『ハジマ(hagyma)』、もとい『玉ねぎ』も球根だったのね

恥ずかしながらワタシ、
「玉ねぎは食べるモノ

ハンガリー語で『ハジマ(hagyma)』や
『ヴィラーグハジマ(virághagyma)』という単語を知るまでは
玉ねぎは球根なんだってことを
考えてみたこともありませんでしたョ


ハンガリー語のおかげで理科の勉強(?)が出来た、
珍しい一例……

本日の画像

3月末にツボミが見え始めた頃のヒヤシンス

最近ブダペストは夏みたいな天気が続いているので、
ヒヤシンスの花はもう終わっちゃったな〜

